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3Dプリンター体験キット

  • 執筆者の写真: ベイちゃん
    ベイちゃん
  • 2018年11月19日
  • 読了時間: 3分

3Dプリンターを持ってなくカインズで3Dプリンターを借りて印刷する場合

今回カインズ仙台富谷店の3Dプリンターを借りて印刷方法を説明します。

カインズの3Dプリンターを借りる時はカインズカード(無料)が必要です。

今回伺ったカインズ仙台富谷店の料金は一時間700円でした。


使い方

① カインズの店員さんが3Dプリンターのソフトウェアを起動してくれます。

  使用したソフトウェアは、XYZware Proというものでした。


② カインズで用意されたパソコンにUSBメモリ4GBをパソコンのUSBポートに挿

  します。


③ XYZware Proの画面で左上にある矢印↓のマークをクリックします。

④  左側のスクロールの中にあるPCを選択する。

⑤ ここで②のUSBメモリをクリックします。

⑥ その中にある印刷する3Dデータを選択します。

⑦ 今回は、例としてキーホルダー3を選択します。

⑧ 印刷ボタンをクリックする。

⑨ マイプリンターを選択し今回使う3Dプリンターを選択します。

  カインズ仙台富谷店の3Dプリンターは、ダヴィンチPro 3in1でした。

➉ そのままカートリッジ1をPLAを選択します。

  カインズ仙台富谷店では、材料がPLAのみなのでPLAに選択します。

  材料について説明します。

  

PLA樹脂の特徴

PLA樹脂はポリ乳酸と呼ばれるもので、トウモロコシなどを原料にしたエコプラスチックです。

3Dプリント素材としてのPLAの特徴を簡潔に挙げると

・出力時の温度(≒融点)がABS樹脂に比べ低い

→低い温度での出力が可能(およそ180-230℃程度)。一方50℃程度の温度でも力が加わると歪んでしまう。

・反りにくい

→ABS樹脂に比較して。長いものや面積の大きく薄いもののプリントでは特に重要。

・硬い

→中々削れない。やすりがけなどの後加工が大変。

・靭性に乏しい

→硬いために限度を超えた力がかかると一気に割れてしまう。これは3Dプリント物全てに言えることだが積層方向に水平の力に対しては特に脆い。

ABS樹脂の特徴

対するABS樹脂の特徴と言えるのは以下の通りです。ABS自体は一般的なプラスチック製品に広く使われていますね。フィラメントも多少違えど近い特性を持ちます。

・出力時の温度(≒融点)がPLA樹脂に比べ高い

→高い温度でないと出力できない(230-260℃程度)。100℃くらいまでは変形しにくい。

・反りやすい

→温度が下がった時の樹脂の収縮量がPLAよりも大きいため。薄く長い、平たいものの出力は苦手。

・加工しやすい

→PLAに比べてやすりがけなどが格段に楽。サポート材を外すのも非常に容易。

・靭性がある

→PLAに比べやや柔軟性があるので、曲げや伸びに対しても耐性がある。


⑪ 印刷をクリックする。

⑫ OKをクリックする。

⑬ あとは、3Dプリンターの温度が上がるのを待ちます。温度が上がると印刷が始りま

  す。

⑭ 印刷終了

  こういう表示がされれば印刷終了です。表示されているようにしばらく待ちましょう。

  そのまま待つとOKの表示がでるので3DプリンターのOKボタンを押しましょう。

  扉を開けて印刷したものを取りましょう。くっついているので少し力が必要です。バ

  リが出てるのでやすりでこすって下さい。カインズ仙台富谷店では、借りられまし

  た。 

⑮ 完成です。

⑯ 輪っかのところに金具をつけてそこにストラップを付ければキーホルダーの完成です。

  金具をつける際はラジオペンチなどをお使い下さい。



 
 
 

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